iPadでSSHしてWeb開発する環境を構築する
- iPad(第三世代)を活用出来ていなかった
- 家で使っているMBAはデュアルディスプレイにしていて持ち運ぶのにケーブル外すの面倒
- 自由にいじれる環境が欲しかった
などなどの色々な思いが交錯した結果、さくらVPSの980円のプランを契約してiPadで開発出来る環境を整えてみた。
さくらVPSの契約とか初期設定はググれば色々出てくると思うので説明は割愛する。
以下ではサーバのセットアップが完了し、鍵ペアの作成、秘密鍵の取得が完了している前提で進める。
SSHクライアントアプリ
iPadからさくらVPSにSSH接続する為にSSHクライアントアプリを入れる。
無料のアプリで秘密鍵接続可能なSolarWinds Mobile Admin Clientというものも使ってみたけど、微妙だったので、700円するけどPromptを使うことにした。
Promptは秘密鍵を読み込むことが出来るし、動作も軽快なのでなかなか良い感じ。
接続設定
接続先ホスト、ユーザ名、パスワードを入力し、鍵マークから接続先サーバの秘密鍵を選択する。
秘密鍵は、PCと繋ぎiTunesからアプリに追加しておく。
これで接続ボタンをタッチすると、さくらVPSにSSH接続できる。
Keyboard
さすがにソフトウェアキーボードで開発するのはキツイので、iPadの蓋にもなるキーボードを買った。
LOGICOOL ウルトラスリム キーボードカバー TK710WH
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2012/11/14
- メディア: Personal Computers
- 購入: 5人 クリック: 47回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- iPad+Keyboardにすると、MacBookAirより若干厚い
- 大きさは、まぁiPadそのまま
ちなみに、重さは MBA13インチ > iPad+Keyboard > MBA11インチ でした。
…MBA11インチの方が軽い
- 開いてセッティングするとこんな感じ
深く考えないでキーボード買ったけどUS配列だし、ESCキーが無かった…
一応ESCはCtrl+{ で代用出来る。
※結構の割合でキーボードにESCが無いので、ESCが無いと…って人は注意が必要
Web開発に欠かせないデバッグツール
iPadでもFirebugを利用する方法があった。
Martin Kool - How to use Firebug on your iPad and iPhone
1. 適当なページをブックマークする
2. ブックマークを"Firebug"にリネームし、以下のコードをURLに貼り付ける
javascript:(function(F,i,r,e,b,u,g,L,I,T,E){if(F.getElementById(b))return;E=F[i+'NS']&&F.documentElement.namespaceURI;E=E?F[i+'NS'](E,'script'):F[i]('script');E[r]('id',b);E[r]('src',I+g+T);E[r](b,u);(F[e]('head')[0]||F[e]('body')[0]).appendChild(E);E=new%20Image;E[r]('src',I+L);})(document,'createElement','setAttribute','getElementsByTagName','FirebugLite','4','firebug-lite.js','releases/lite/latest/skin/xp/sprite.png','https://getfirebug.com/','#startOpened');
3. Firebugを実行したいページでブックマークからFirebugを開くとBookmarkletとして実行できる。
まとめ
それなりに使える環境が出来上がった。
この環境で本気でWeb開発をするのはキツイ気がするけど、ちょっとしたリファクタリングや、テストの追加、環境改善には使えそう。
これからはもっとiPadを持って歩こう。